7歳差で生まれた兄と妹。
上の子が2年生、下の子は1歳。
年の差きょうだいって、ちょっと珍しい組み合わせかもしれません。

40歳で2人目を出産し、再び始まった赤ちゃんとの生活。
同時に、小学生のママとしての暮らしもスタートし継続中です。

「年の差きょうだいってどう?」

よく聞かれるこの質問に、私なりの答えをまとめてみました。

年の差育児、こんなところがちょっといい

上の子がある程度成長しているからこそ、育児にも「ちょっと余裕」が生まれる瞬間があります。

🟢 上の子が頼もしい味方に

上の子は食事、排泄、お風呂、就寝などある程度身の回りのことは自分で出来るので、とりあえず声掛けと見守りで何とか普段の生活が回ります(我が家の場合残念ながら上の子が下の子の面倒を見てくれたり親の手伝いはほとんどしませんが…でも自分のことをやってくれるだけで本当にラクです!)

🟢 上の子の赤ちゃん返りが起きにくい

・年齢差がある分、下の子の誕生を理解しやすい

・(我が家の場合本当に時々しかありませんが)妹をあやす姿に、親としても成長を感じる

🟢 ケンカが少ない、空気が穏やか

年齢差があるので遊び方が違い、トラブルが起きにくい

🟢 親として、経験が活きる

赤ちゃん時代も保育園生活も(一応)一周しているので、「これもそのうち落ち着くかな」と、心に余裕を持って対応できる

年の差育児、ちょっとむずかしいことも

🔴 外出先に悩む

・小学生と乳児、両方が満足できる施設が少ない

・「どちらかが退屈する問題」がよく起きる(基本は上の子に合わせるので下の子は抱っこ紐で抱っこされているだけという状況が多々発生)

🔴 スケジュールのバランスが難しい

・上の子の学童からの帰宅と下の子の保育園のお迎えが同じ時間

・食事の内容が違うので二種類作る必要がある。そしてそれぞれ食べさせるので、時間がかかる。上の子も自分で食べるものの、「ママ牛乳ついで~」「ごはんおかわり~」と甘えてきて、結構手間と時間が掛かります(余裕が無ければ「自分でやって!」と半ギレで返す自分。それはそれで反省しなければなりませんが。)

・上の子の宿題タイムと、下の子の遊び・授乳・寝かしつけがかぶる

🔴 上の子の心を見逃さないように

・普段はどうしても下の子のお世話が優先になりがちなので、上の子が時々さみしさを感じているときもある。特に我が家は寝る前に「妹ばっかりママを優先出来てズルいなぁ」とぽろっと言うことがあります。

・意識して“特別な時間”をつくることが大事

わが家なりの工夫、していること

兄妹で楽しめる遊び場をリサーチ
 → キドキドや児童館など、ゾーン分けがある施設が便利。外出先ではママと上の子、パパと下の子など組み合わせを工夫する。

「上の子だけの時間」をつくる
 → 下の子が寝た後から上の子が寝る前に布団でゴロゴロしながらハグタイムとおしゃべりタイムを作る。時にはアイスを食べて、特別感を演出することも(もちろん毎日ではありません!

おわりに|年の差だからこそ、できる育児がある

2人同時に育てるのではなく、それぞれの成長に向き合うような育児、年の差きょうだいにはそんな楽しさがあるなと思います。もちろん一人っ子を二人育てているような感覚に陥って大変なこともありますが、これからも、この日常を忘れないように記録していけたらいいなと思っています。